縄文人は海をどのように渡った?|丸木舟と海上交流から見る縄文人の航海
縄文人の暮らしというと、森で木の実を採集し、弓矢を使って動物を狩る姿をイメージする人が多いかもしれません。しかし、縄文人の活動範囲は陸上だけではありませんでした。 各地の遺跡から丸木舟が出土し、産地が限られる黒曜石やヒスイなどが遠く離れた地域で発見されていることから、海や川を利用した活発な移動や交流 […]
縄文人の暮らしというと、森で木の実を採集し、弓矢を使って動物を狩る姿をイメージする人が多いかもしれません。しかし、縄文人の活動範囲は陸上だけではありませんでした。 各地の遺跡から丸木舟が出土し、産地が限られる黒曜石やヒスイなどが遠く離れた地域で発見されていることから、海や川を利用した活発な移動や交流 […]
縄文人は、森や海、川などから得られる自然の恵みを巧みに利用して暮らしていました。その生活を支えた素材のひとつが、麻をはじめとする植物繊維です。 植物から取り出した繊維は、衣服だけでなく、縄や紐、漁網、編み物など、さまざまな生活道具に利用できました。特に麻は丈夫で加工しやすく、生活に適した優れた素材で […]
日本を代表する伝統工芸の一つである漆。その歴史はきわめて古く、縄文時代の草創期には、すでにウルシの木が利用されていたことが分かっています。 縄文人は漆を器の防水や道具の接着に用いるだけでなく、櫛や腕輪などを美しく飾るためにも活用しました。なかでも赤く彩られた漆製品には、生命の再生や魔除けへの祈りが込 […]
縄文時代を代表する造形物の一つが「土偶」です。人の姿をかたどりながら、豊かな乳房や膨らんだ腹部、大きな目、誇張された手足など、その姿は現実の人間とは大きく異なります。 土偶が何を表し、何のために作られたのかについて、明確な答えは見つかっていません。しかし、女性の身体的特徴をもつものが多いことや、意図 […]
縄文土器は、食材の煮炊きや貯蔵などに使われた生活道具です。しかし、その表面には縄目や渦巻きなどの文様が施され、ときには実用性だけでは説明できないほど複雑な造形も生み出されました。 なかでも、約5,000年前の信濃川流域を中心に作られた火焔型土器は、燃え上がる炎を思わせる立体的な装飾で知られています。 […]
縄文時代は、一般に約1万年以上にわたって続いた時代とされています。その間、気候や自然環境は一定ではなく、縄文人もさまざまな変化に対応しながら暮らしていました。 彼らの生活を支えたのは、狩猟・採集・漁労を組み合わせた多様な生業と、竪穴住居を中心とする定住生活です。さらに、集落では食料の獲得や保存、住居 […]
北海道南部から北東北にかけては、豊かな森林や河川、海に恵まれ、数多くの縄文遺跡が残されています。そのうち17遺跡で構成される「北海道・北東北の縄文遺跡群」は、2021年に世界文化遺産へ登録されました。 これらの遺跡から見えてくるのは、農耕に大きく依存せず、狩猟・採集・漁労を基盤として定住生活を続けた […]
縄文時代は、日本列島で土器が使われ始めた約1万6,000年前から、水田稲作が本格化するまで続いた時代です。1万年以上にわたる長い年月のなかで、人びとは自然環境の変化に適応しながら、狩猟・採集・漁労を組み合わせた暮らしを築いていきました。 さらに、竪穴住居を建ててムラを形成し、植物を利用するだけでなく […]